風水害

記録に残る災害 昭和51年7月11日 梅雨前線(集中豪雨)
概要 最大時間雨量69.5㎜ 日雨量266㎜ 死者1名、負傷者8名、浸水面積236ha、建物全壊8棟、半壊6棟、床上浸水527棟、床下浸水352棟

本災害発生前後の状況について

学校も休校になり家にいたがバケツをひっくり返した様な雨が降り続き、家の中に居ても雨の音が大きく家族との会話がよく聞こえない位だった。

本災害に対する対応について

当社が請け負った民間の顧客は、災害になる前に会社をあげて荷物や畳を2階まで上げたと聞いている。 よって床上浸水したものの余り大きな被害にならなかったらしい。

他の企業、ボランティア等の連携や支援について

断水が長く続き、自衛隊が給水車で水を配ってくれたり洋服の配給があった。 直接被害の遭った家の子供には上履きが配られた。

本災害の経験から得られた教訓や反省点等について

非常食の準備をするべきである。

県の対応への意見について

現在では河川の維持整備により浸水被害は少なくなったが、まだ維持整備が必要だと思う。

その他自由意見

今ではずいぶん川の形状が違うが、当時川から道路に水が押し寄せ道路と川の境がわからなくなっていた。 川に家の屋根や家畜(豚)が流れて行く様は今でも目に焼きついている。

南伊豆町A社

体験談